自律移動ロボットの取り組みについて
ロボティクス的発想では、コンピュータのソフトウェア以外にも、
ハードウェア、センサー技術及びアクチュエーターの関連技術も
大変重要視しています。さらにセンサー技術の分野においては、
通信、計測・データ解析など複雑な技術を扱える能力、アクチュエーター、
その背景にある制御理論などの知識も備える必要があります。
セリックは、業務システム以外に、自律移動ロボットの事業をしていくことで、
今後更に拡大していくIoT、AI、クラウド技術の各分野へのチャレンジを
スムーズに行えるようにロボット工学の考え方・ノウハウ・技術の蓄積を目指しています。
また、ロボットシステムと業務システムの両方の知見を融合させることで、
より幅広いシステム構築を提案できると考えています。
自律移動ロボットのアプローチ
01 | 画面により走行経路の指示及び走行制御直線、円弧で走行経路と各部の移動速度を与えて、目的地まで自動走行制御を行います。
・コマンドのよる直線・円弧追従走行及び回転、停止
・オドメトリ機能(車輪回転の計測による自己位置の同定)
02 | ゲームコントローラによる走行経路の指示及び走行再生
03 | 走行時に前方障害物を検出して停止測域センサからロボット前方の指定領域範囲の障害物を検出します。その後走行の停止・再開できます。
・測域 センサ:URG-04LX(北陽電気)
04 | 走行しながら走行軌跡・センサー情報の採取及び保存RDB(リレーションデータベース)をリポジトリとして利用し、位置情報・センサ情報等各種データをリアルタイムに保存します。
特長
GUIにより走行経路の指示
利用者が画面GUIを使用することで、ロボットの走行経路を簡単に指示 することが可能です。
コンフィグレーションファイル
設定ファイルを変更することで、ロボット制御のノンプログラム化を実現します。利用者はロボットを用いた本来の研究テーマ・業務に専念できます。
RDBとの融合
RDBを導入することにより、大量データの高速収集が可能となり、複雑なデータ解析を目的とする汎用的インターフェースを提供します。
Javaによって開発されたアプリケーション
マルチプラットフォーム上に動作可能です。また、直線近似・経路ナビゲーション等多様なAPIを備えているため、拡張性が高いシステムを実現します。
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